介助犬グレース №1

桜井とグレース
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2008年5月6日にパピーレイザーの立原様のお宅から、訓練開始のためにインディペンデンス・ドッグス・ジャパンに引き上げたグレース(ラブラドールレトリバー種・牝)が介助犬の訓練を受けて一人前になるまでをブログでお伝えしたいと思います。皆様の応援をよろしくお願いします。私、桜井の訓練哲学は、犬と心からの信頼を育て築くことが一番大事にしています。それが出来れば、訓練は出来上がったようなものです。また犬の適性を見抜く見識も必要です。全てが完璧な人間がいないように、もちろん犬にも長所と短所があります。

リラックスして寝てしまいました。?
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たとえば介助犬になるための素質があるかないかは、訓練を開始する時、訓練の途中に間違いのないようにするのも重要な訓練の要素です。そこを誤ってしまうと犬にとって無理やり訓練を受けなければならないので犬がかわいそうです。介助犬になる素質がなければ、家庭権になる素質は高い犬ですから、適性を判断した時点で家庭犬として進路を進めてあげることが訓練士の責務です。しかし短所も改善できる可能性を最大限探って訓練士の熱意と忍耐、技術と経験で改善できるものであれば、訓練に進めることこそが、その犬が持っている素晴らしい能力を障害者のために生かすことになるのだと思います。

今は、猫のチャクラとも仲良しです。
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グレースの場合、介助犬適性テストで、ほぼ満点に近いのですが、一点だけ問題がありました。それは、猫や、他の犬、小鳥などを見かけると興味を”やや”強く示す傾向があることです。たくさんの頭数を候補犬として揃える場合ですと、少しの短所でも家庭権に進路を進めるのですが、インディペンデンス・ドッグス・ジャパンの施設は、桜井の自宅を訓練所として使用しているので管理する頭数が10頭弱しかできません。ですから、短所も愛嬌のうちとして介助犬として通用するように訓練を進めます。(但し本質的(本能的)な素質での問題は、訓練(教育)では改善されません。)
でもグレースは、当初の介助犬適性テストで、猫や他の犬、小鳥に対する興味が”やや”強く示していたのは本能的な資質に由来すするのではなく猫や他の犬、小鳥などに対してしっかりと観察したいという気持ちから興味が”やや”強かったのだということが次第に明らかになってきました。

真中がグレース
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グレースは、他の事柄でも、自分でしっかり観察して理解して受容するタイプのようです。また、両親ともに老人ホームでセラピードッグとして活躍しています。この両親の一番良い部分を受け継いでいるのだと思います。グレースは、なんでも理解しないと受容しないタイプの犬です。こういう性質ですからグレースの場合、訓練ということが当てはまりません。教育と経験を与えることで、しっかりと介助犬の役割と仕事を習得すると思います。グレースは、きっと素晴らしい介助犬になってくれると期待しています。グレースを育ててくださった、パピーレイザーの立原様ご夫妻に感謝すると共に、グレースと一緒に過ごせる日々を大事に、感謝していきたいと思います。

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