介助犬グレース №3

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介助犬グレースの訓練は、基礎訓練と同時に生活習慣の訓練、環境馴致(経験)などに取り組んでいます。特に、未知の場所、未知の人との対応に余裕をもって冷静に行動できることが求められます。これは、訓練というより経験によって習得することだと思います。犬の個体によって、物事の経験や理解、受容能力が異なっています。したがって、マンネリやパターンに陥らない様に常にアンテナを張って環境馴致に臨まなければなりません。介助犬グレースと最近スーパーマーケットで環境馴致の訓練をしていると、妙なものに遭遇し、とても興味を示しましたのでご紹介します。

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一つ目は、鳥の羽毛で作ってある箒です。車イスの傍にグレースと並んで移動している途中で店内を清掃するためのキャスターに取り付けてあった、商品のほこりを払うための、鳥の羽毛で作ってある箒に興味を示して「クンクン」と匂いをかいでいました。以前、外国の盲導犬訓練士の人に、外国では、ダウンベストを異常に気にする犬がいるということを聞いたことがあったのを思いだしました。どちらも鳥の羽毛で作られているので、犬としては鳥の野性的な匂いに興味をそそられるのでしょう。グレースもひとしきり羽毛の匂いを嗅いだあとは。「なーんだ」という感じで匂いを嗅ぐのを止め冷静にもどりました。

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二つ目は、子供に人気のあるキャラクターの、ぬいぐるみです。ぬいぐるみの販売コーナーの横を通り過ぎようとしたら、ぬいぐるみにも興味を示し遊びたそうにしていました。きっと子犬の時代にぬいぐるみで遊んだ経験があるのでしょう。でも介助犬になるためには、商品を「パクリ」なんて口でくわえてら大変なことになります。グレースは。懐かしいけれど、アンパンマンのぬいぐるみは、卒業です。このように、たった一回、未知の場所を移動しただけで、グレースにとっては、興味をそそられたり、懐かしくて遊びたくなる誘惑のぬいぐるみなどがあります。これからも、ゆっくり時間をかけてグレースを一人前の介助犬に育てていきたいと思います。

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介助犬グレース №3 への1件のフィードバック

  1. kunie のコメント:

    毎日暑い中、訓練お疲れさまです。
    いつも先生のお宅にお邪魔させていただいた時、グレースがおでこにシワを寄せて、首をかしげている顔が忘れられません。
    グレースが、立派な介助犬になれるようにいつも応援し、願っています。
    またお伺いさせていただいたときに、グレースにお会いできるのを楽しみにしています!
    頑張ってください(^^)

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