九州補助犬協会は、2006年に「人と犬の共生の実現」を理念に活動を開始増しました。以来、障害者福祉として「介助犬育成」に取り組み、高齢者福祉として「セラピー犬介在活動」に取り組んで参りました。介助犬育成においては、介助犬不在の九州地方に奥の支援者の皆様のおかげで2頭育成をすることができました。セラピー犬活動においては、現在月4件、施設に訪問し活動しています。
セラピー犬活動を実施する度に、利用者の皆様の笑顔を拝見することができて、いつも犬たちの持っている人を癒す力の素晴らしさを感じていました。そして昨日も「虹と海のホスピタル」でセラピー犬活動を実施しました。帰り際、御一人の利用者の方から、「施設を退所します。今までにお世話になった、お礼です。」・・・といって手作りの可愛い犬のストラップをプレゼントしていただきました。
そのストラップには、セラピー犬で活躍している「マリア」と「ミミ」にお礼の言葉も添えてありました。セラピー犬活動で犬たちに癒された人が、お礼をしていただけたことこそが、私たちのセラピー犬活動の効果や意義があったと事を証明していただいたように思いました。
この感動を胸に、これからも職員とセラピー犬とで力を合わせて、セラピー犬活動の普及にがんばっていきたいと思います。